日本は「ハイブリッド赤字大国」になってしまうのか
このままでは、デジタル赤字に加え、大量の人型ロボットを輸入せざるを得なくなることによる「ロボット赤字」も加わり、日本は「ハイブリッド赤字大国」に転落して、そのまま沈んでいくしかないという真っ暗な未来が見えてくる。
しかし政府は、どうして良いのかわからないので、とにかくありったけの金を思いついた全ての分野に注ぎ込むという無謀な作戦を展開しているが、その先は全く見えない。
我々がはっきり認識しておかなければならないのは、打開策が見出せないほど深刻な事態に陥っているということ。
それを警告しておきたい。
と書いたところで本稿を終えようと思ったのだが、それだけだと何とも悲しいので、一筋の光明が見えてきたということもお伝えしておくことにしよう。
最近開発された全く新しい、データセンター(そこで使う半導体)の水浸方式(水冷方式ではない)の冷却技術により、半導体製造の技術構造を根本から変えるプロジェクトが進行中だ。さまざまな事情で、これまで陽が当たってこなかったが、今般、世界最高峰と言われる公的な半導体研究機関が(名前はまだ公開できないそうだ)、開発された新技術にお墨付きを与えて、近々発表するという情報がある。それが、驚くことなかれ、日本のある新興企業の技術なのだ。発明したのは、前述の齋藤元章氏である。
これが発表されれば、世界の目がこの新しい技術に集中するのは確実だ。この技術がどう画期的なのか、そして、これによりどのように半導体製造の構造が根本から変わる可能性が高いのかについては、この技術のお披露目が済んでから解説することにしたい。
(待ちきれない方は、少し時間がかかるが、こちらの動画をご覧いただきたい)
https://m.youtube.com/watch?v=UXw8Oia6vCc&t=36s
https://m.youtube.com/watch?v=yw8QYxc0ukg&t=15s
https://m.youtube.com/watch?v=EnYSBgSpgUY&t=1180s
https://m.youtube.com/watch?v=vCHvvpyW_NM&t=671s
https://m.youtube.com/watch?v=mu8aZ9gJGn8&t=78s


