だが、指にかかった時の直球の威力は誰もが認めるところ。起用法次第ではまだまだ“生きる道”はあるという。
「投球フォームを今から変えることは難しい。球種がわかりやすく制球に不安があるので先発と抑えは厳しい。球威を生かすためにはセットアッパーが適任。人気も健在なので欲しがる球団も多く、オリックスの状況次第では再びの移籍もある」(在京球団編成担当)
3選手はもはや若手とは言えない年齢に入ってきており、ここから先の大きな成長は望めなくなってきている。そうなると適材適所で力を発揮することが今後のカギとなりそうだ。
「どの選手もドラフト1位なので光るものはある。それが生かせるチームにいるかどうかも大事。3人を輝かせられる球団はどこなのか。各球団編成担当の腕の見せ所かもしれない」(在京テレビ局スポーツ担当者)
選手は環境によって大きく変化する場合もある。3選手が高校時代のような輝きを取り戻せるのなら、他球団でやり直すのも「アリ」だろう。(文中の成績は6月13日終了時点のもの)