開幕から好調を維持しているドジャースの大谷翔平(ロイター/アフロ)

 ドジャース大谷翔平は昨シーズン終了後から私生活を含め様々なことが起きているが、全く動じることなく素晴らしいパフォーマンスを見せている。

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 昨オフにはドジャースとメジャー史上最高額となる10年総額7億ドル(約1079億3000万円)の大型契約を結び、シーズン開幕前の2月下旬には元バスケットボール選手だった田中真美子さんとの結婚を発表。さらに、韓国での開幕シリーズ中にはメジャー移籍後に“相棒”として知られていた通訳・水原一平氏の賭博事件で自身のお金を窃盗されていたことが発覚するなど、日本全体を巻き込むような出来事が立て続けに起きた。

 特に水原氏は大谷のメジャーでの成功を支えた人物として有名だっただけに、メンタルの部分に影響を及ぼし、成績が落ちる要因になってしまうのではとも懸念されていた。

「1番心配したのは水原氏の件。誰よりも一緒にいて信頼していた人からの裏切り。2人を昔から知る日本ハムCBO栗山英樹氏ですら相当、落ち込んでいた。心の中では怒りや失望、悲しみなど様々な感情が生まれたはず」(日本ハム関係者)

 だが、ふたを開けてみれば現地5月5日終了時点で打率.364、10本塁打、OPS1.111はいずれもメジャートップの成績。打点こそナ・リーグ6位タイの25打点と他の成績と比べると見劣りするが、ここまでの数字をみれば三冠王も狙えるほどの素晴らしいパフォーマンスとなっている。超大型契約で人気チームに入団し、相当なプレッシャーも本来ならあるはずだが、そんなことはみじんも感じさせていない。

「人生を左右するような出来事が立て続けに起こった。野球に集中できるのか心配したが翔平は凄い。こういう時に結果を残せる選手は本当のスターだと思う」(日本ハムOB)

「様々な部分で吹っ切れたのだろう。水原氏の件も被害額は相当なものだが、今までの功労も込みの手切れ金と考えたのかもしれない。裏切られたショックもあるだろうが、前に進み始めているのは間違いない」(在米スポーツライター)

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大谷の何事にも“動じない”凄さ