酒井氏は看護師、助産師の仕事をした後、江東区議を2期務めた。酒井氏を応援する江東区議の男性は、

「酒井さんは区議会の中で女性の権利を主張してきました。今、この日本でも65歳以上の一人暮らしの女性は約4割が貧困状態にあるんです。酒井さんは女性の貧困、女性の権利について一生懸命やってまいりました。女性、子ども、障害のある方々、そういった立場の弱い方々に対して支援をする。それが酒井さんの言うまっとうな政治です」

 と語り、女性議員の誕生に期待を込めた。

日本保守党の飯山陽氏

「保守というのはかっこいい」

 翌26日、門前仲町駅前で、選挙カーの上で声を上げていたのは、日本保守党の飯山陽(あかり)氏だった。イスラム思想研究者という飯山氏の脇を、党代表で作家の百田尚樹氏らが固める。100人くらいの聴衆が熱心に見守るなか、飯山氏がこう話し始めた。 

「みなさん、私の応援演説にやって来てくださる方はみんなメチャメチャかっこいい。イケオジですね。みんなかっこいいでしょう。うちの百田代表だって、なかなかのイケメンじゃありませんか。結構シュッとして、みなさん、いいでしょう?」 

 百田代表が黒い帽子を取って笑うと、聴衆からは拍手が起こった。

「なんで、かっこいいかわかりますか。保守だからなんです。きょう、中学2年生の女の子2人が私の話を聞いてくれた。その子たちに『あなたたち、家族を守る男と捨てる男、どっちの男がかっこいいですか』と聞きました。そしたら、2人の女の子はこう言いましたよ。『守る男だ』と。家族を守る人間。国を守る人間。こっちの方がかっこいいんですよ。保守というのはものすごくかっこいいと思いませんか」

 飯山氏はそう話し、こう続けた。

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