これからは女優の道で再起を図る?

若槻千夏が水面下でバックアップ

 バラエティー復帰については、水面下で若槻千夏が「ベッキーさん出してください」と各局に売り込んでいたことをベッキー本人がインタビューで語っていたこともある(「magacol」2月10日配信)。同記事では、40歳になったのを機に「子育ても少し落ち着きそうなので、自分をアップグレードしたい」と語っており、本格的にゲス不倫イメージからの脱却を試みているようだ。

 エンターテイメントジャーナリストの中村裕一氏は、女優としてのベッキーの可能性をこう語る。

「思い込みの激しい超勘違い女を演じた連ドラ初主演作『アンナさんのおまめ』(2006年)や『笑う犬』シリーズなどで、早くから演技に非凡な才能を発揮していました。近年では2019年の多部未華子主演の『これは経費で落ちません!』でも、わがままな社長秘書の役で味のある演技を見せていました。もちろん、不倫愛を発端としたバッシングは自らがまいた種ではありますが、そのベースとなった優等生キャラはある意味、メディアが着せていた部分も大いにあるでしょう。しかし、俳優としてはそんなさまざまな経験が演技や表現にプラスの作用として働くことも多々あると思います。これからは安易に好感度を取りに行かず、思ったことを素直に吐き出してほしいですし、40代に入って円熟味を増した彼女の演技をもっといろいろな作品で見てみたいですね」

 金髪になり心機一転、いよいよ“ゲス不倫”の呪縛から解放されるか。

(藤原三星)

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