ベッキーが「正義」を語ると炎上
「あの事件が衝撃的すぎたというのもありますが、ベッキーさんだけが要因ではないと思うんです。というのも不倫相手だったミュージシャンは騒動以降も普通に活動を続け、メディアに出続けていたので、なかなか風化しなかったという側面もあります。しかし、誰にだってやり直す権利はありますし、女優として評価を上げていくことは、否定派を黙らせるひとつの突破口になり得るはず。これだけお芝居に定評があるわけですから、舞台なども含めもっと女優業の幅を広げていくべきだと思います。バラエティーでの発言は何かとあげ足を取られる時代ですし、プライベートをさらけ出すことを求められるバラエティーではない世界で返り咲いてほしいですね」(同)
最近では、ママタレントとしての発言がよくネットニュースにもなっている。その活路について、バラエティー番組を多く手掛ける放送作家はこう期待を寄せる。
「やはり場数が違いますから、その辺のタレントよりも空気は読めるし、裏回しもできる。若槻千夏さんもいつの間にかサラっと復帰して安定のタレント力を発揮されていますが、ベッキーさんも平場の動きがうまいので、MCからするととてもやりやすいという声をよく聞きます。世間の主婦からの不平不満を共有できる“代弁者”になれたら、立ち回り次第では主婦のカリスマになれる可能性は十分にあると思います。ただ、少し前にフワちゃんの遅刻癖について『フワちゃんに真面目を求めてどうするの?』と発言したところ、SNSでプチ炎上したように、やはりベッキーさんが“正義”や“善悪”を語ると反応してしまう人はいまだにいます。最近はママタレとしての発言がメインとなっているので、そこのチューニングを間違えると、また炎上キャラに戻ってしまう可能性もあるでしょうね」