森香澄(写真:つのだよしお/アフロ)

TBSの女性アナにかみついたことも

 見た目はふんわりとした雰囲気ながら、言動はぶっちゃけているというギャップが人気となっている森。さらに、時々披露する軽い自虐トークも話題になることが多い。

上田と女が吠える夜」(日本テレビ系、2023年9月6日放送)では、MCの上田晋也から「森さんは友だち多そうだよね」と振られると、「よく言われるんですけど、本当に少なくて」と、友だちが少ないことを告白。結婚式に参加すると、みんなはウエディングドレス姿に泣いてくれる友だちがいて、ビデオメッセージのサプライズとかもあったりするが、自身にはそんなことをやってくれる人が世の中にいるだろうかと思い、行くたびに震えて帰ってくると話していた。そうした自虐的な一面が親しみを与え、ぶっちゃけ発言が目立っても、視聴者はそこまで嫌悪感を抱かないのかもしれない。

 ときには、出演した局の女性アナウンサーに対抗心をむき出しにすることもある。

「2月に『ラヴィット!』に初出演した際、“ほろ苦いもの”について『2019年、TBSの入社試験に落ちたこと』と告白。その年は女性を3人もアナウンサー採用していたのに落ちたのが屈辱的だったと言い、さらに番組MCの田村真子アナに『アナウンサーとしては一つ先輩になるけど、年齢は同じでライバル視させていただいてます』と対抗意識を燃やす発言をしました。田村アナはさらっと『テレ東でもフリーでも活躍されて、成功されているんですから』と森を持ち上げたのですが、森は『この謙虚さで、好きなアナウンサーランキング4位なわけですよ。私、ランク外ですから。悔しい』と応戦。その後、両者は早口言葉など3番勝負をするのですが、田村アナが勝利するという結果でした。局アナにかみつくという、ある意味、損な役割もしっかりこなしているところは抜け目がないなと思いました」(同)

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安定志向で「局アナ」に