森香澄(写真:Pasya/アフロ)

局アナは踏み台だった?

 一方で、「あざとさを通り越して腹黒さを感じるところが懸念材料です」と言うのは民放バラエティー制作スタッフだ。

「2月放送のラジオ番組では、学生の頃少しだけ学生リポーターみたいなのをやっていて、タレントになる道と局のアナウンサーになる道があったと告白。一方、お天気お姉さんなど、さまざまなオーディションを受けるも全然無理で、『安定志向でいったん局アナになりました』と自ら打ち明けています。アナウンサーは有名芸能人になるための踏み台だったと感じる人も少なくないでしょう。そうなると“あざとい”というより“腹黒い”イメージが強くなります。こうした類の言動が目立ち始めると、一気にたたかれて仕事に影響する可能性もあるでしょう」

 芸能評論家の三杉武氏は森についてこう述べる。

「森さんはテレ東在籍時、同局公式SNSで歌やダンスの動画を投稿したり、TikTokでメーク動画を公開したりして注目されるなど、若い世代からも人気を集めていました。フリー転身後はバラエティー番組を中心にドラマや雑誌グラビア、地方競馬の投票サービスのイメージキャラクターも務めるなどマルチな活動を展開しています。女優業やタレント業での活躍が目立つ一方、アナウンサーとしての仕事はそこまで多くない印象です。今後も女優やタレント業を中心に活動することが予想されますが、局アナ時代のぶりっ子キャラからシフトチェンジして、今や“美のカリスマ”として女性からも高い支持を集めている田中みな実さんのように、いかに同性を味方につけられるかが今後のポイントになってくるでしょう」

 フリー転身後、需要が増え続ける森。思わぬ言動で足をすくわれないように気をつけてほしいところだ。

(丸山ひろし)

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