6日放送の「オールスター感謝祭’24春」(TBS・午後6時半)はこの春65回目を迎え、前回より大幅増の80名以上の芸能人・有名人が集結する。出演者のひとりである俳優・木南晴夏の、「グラビア路線アイドル」という原点に迫った過去の記事を振り返る。(「AERA dot.」2023年9月3日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)
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ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの魔法使い・ムラサキ役など、さまざまな役柄でドラマを支えてきた名バイプレーヤー・木南晴夏(38)。これまではあまり女性的な魅力を押し出す俳優ではなかったが、今秋は一念発起、生見愛瑠と共演するドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ系)の主人公として、セクシーすぎるベリーダンサーを演じる。セクシーなダンサーという“裏の顔”を持つ地味なアラフォーOLという役どころを木南がどう演じるのか注目される。
「幅広い役柄を演じ分けることのできる木南さんですが、実は幼稚園の頃からヅカ(宝塚)ファンで、俳優を目指したという根っからの舞台・演劇好き。中学時代は宝塚音楽学校の予備校にも通っていたそうです。そして、宝塚の近くの公立高校に進学。この高校は全国で初めて演劇科を有する公立高校として開校したことでも知られており、タカラジェンヌも複数輩出する学校だったそうです」(週刊誌の芸能担当記者)
確かな演技力と思い切りの良さで、「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画「20世紀少年」シリーズなどで変顔連発の怪演を見せ、一躍認知度を上げた木南。主演作こそ少ないものの、名バイプレーヤーとしての確固たる地位を築いている。