ソロ公演で歌う沢田研二=2013年1月6日、東京都渋谷区の渋谷公会堂(当時)

 デビューから50年以上たった今でも、精力的にライブを続け、歌い続ける沢田研二(75)。4月5日、全国ツアー「沢田研二 LIVE 2024『甲辰 静かなる岩』」がスタートした。AERA dot.では、沢田研二の曲の中で最も好きな曲について緊急アンケートを実施し、ベスト20を紹介する記事を配信した。2000人を超えるアンケートの回答からは、ジュリーの曲との思い出やエピソードが数多く寄せられた。そこで、今回は記事では収録しきれなかったファンの熱い声のみで11位~20位をお届けする。(アンケートは3月12~18日、AERA dot.の記事や公式SNSアカウントで実施。2047人が回答した)

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【20位 そのキスがほしい 26票】

 20位は、58枚目のシングル「そのキスがほしい」(1993年10月20日リリース/作詞:朝水彼方 作曲:SAKI&MATSUZAKI 編曲:吉田建)。

「当時はもちろん、今のジュリーのそのキスが最高にカッコイイ」(20代・男性)

「サビで膝まずいて歌う振り付けが良い」(60代・男性)

「情熱的な歌い方で、熱い恋をジュリーが歌いあげてくれる。聴く側に最高の恋のときめきを与えてくれる」(50代・女性)

「のりが良くて ジュリーに あの歌詞のように 言われたら ノックアウトです」(50代・女性)

「シングルとして大ヒットした作品ではありませんが、ジュリーのなかでも、私たちマニアの中でも大ヒット曲であり、ライブでも最大に盛り上がる作品です。40代ぐらいまでは、中盤の『そのキスがほしい』のくだりで、ひざまずいたままジュリーが滑り込んできて、まさに王子様ボーズで愛を歌うのです! これにキュンとこずしてなんとしましょうか」(60代・女性)

【19位 ロンリー・ウルフ 29票】

 19位に入った「ロンリー・ウルフ」(1979年9月21日リリース/作詞:喜多條忠 作曲:大野克夫 編曲:後藤次利)は、派手さが際立つアルバム「TOKIO」の3曲目に収録されている隠れた名曲。

「70年代と80年代のジュリーを分つ隙間産業のような曲だから」(50代・女性)

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「ロンリー・ウルフ」への声は続く