ドン小西さん(撮影:写真映像部・松永卓也)

 日経平均株価がバブル期にマークした過去最高値を更新した。バブルといえば、浪費自慢がつきもの。そこでドン小西さんや50~60代の人たちに、当時を振り返ってもらった。AERA 2024年3月25日号より。

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 今やバブルといえば欠かせないのが、芝浦にあったディスコ「ジュリアナ東京」のお立ち台と、なくてはならないボディコンとジュリ扇(せん)だ。

 まあ、線香花火が最後にすごい勢いで光輝く、あれみたいなもんだろう。すでに30歳になった自分にとっては、「若いヤツもがんばってんな」的な、アウェーなトレンドになっていった。

 その一方で、ジワジワ楽しさがわかってきたのが、されるのではなく、接待する方の接待。「接待ゴルフに招待すると、お得意先からお礼の品をもらえることが多かった。それがまた、ハイブランドのゴルフウェアだったり」(元百貨店)

 こうして役得の旨みを覚えるようになったころには、ゴルフ場も会員権が高騰。バブルな人々の社交場の役割も果たしていたようで。

「お風呂に入るのに、ゴルフシューズを脱いだら、出てきたときにはピカピカに磨かれていた。女性ゴルファーが増えてきた頃で、トイレにはあらゆるメーカーの生理用品が置かれていたのも驚きでした」(元建築関係)

 一方で、プライベートな恋愛もなかなか派手。91年頃、自分がライターで関わっていた情報誌では、「クリスマス特集」号が、よく売れるドル箱号だった。

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