1日15分の単語学習で約30点アップ

 そしてもうひとり、編集部から「使ってみた」のが担当編集のM。過去にTOEIC900点超えを果たしたこともある強者だ。「使用前」の公式問題集を使った模試でも、865~965点の高得点。今回はabceedの人気教材で弱点である単語だけを集中的に学習したという。

「選んだのは、人気ランキングで1位の『金フレ』こと『TOEIC 出る単特急 金のフレーズ』。600~860点レベルの900語のうち、意味があいまいだった112語を、毎日 15分、アプリの音声でひたすら耳で聴いていました。2週間の「使用後」にやった公式問題集の模試には、そこで覚えた単語がたくさん出てきて驚きました」(担当編集M)

 参考スコアも895~990点までアップ。「伸びしろはないだろうと思っていたのでうれしい。20年ぶりにTOEICを受けてみてもいいなという気持ちになりました(笑)」

abceedの「教材」タブを選択すると、利用者が多い教材の「人気ランキング」や、ユーザーそれぞれのレベルや弱点に合わせた「あなたにおすすめ」教材などの提案をしてくれる

ウメハラさん

大手会計ファームなどを経て、現在はグローバルブランドを扱う日本法人に勤務。TOEIC受験は18年前が最後で610点をマーク。現在も、オンラインの英会話スクールなどで会話の勉強は継続中。小学生の女児3人の父

使った英語アプリ:abceed

既存の英語の教材やドラマ、映画などを使って英語学習ができるアプリ。予測スコアを出すテストにも定評

Before→After

Listening 69/100問→71/100問

Reading 51/100問→58/100問

計120/200問→129/200問

参考スコア490~635→550~700

左が、英語アプリabceed内『TOEIC 出る単特急 金のフレーズ』、通称「金フレ」 を使用して勉強する前の、『公式 TOEIC Listening & Reading問題集』収録模試の担当編集Mの正答率、右が使用後の同問題集別模試の正答率。「金フレ」で語彙力不足が補われたおかげなのか、全体的にスコアアップ

担当編集M

英語が苦手だった国文学科卒。海外旅行の楽しさに目覚めて週1で3年間英会話に通っていた20年前に1度だけ受験したTOEIC905点にすがってきた。「金フレ」で語彙力不足が補われたおかげなのか、全体的にスコアアップ

使った英語アプリ:abceed内 『TOEIC 出る単特急 金のフレーズ』

人気を誇るTOEIC本、通称「金フレ」をアプリ内で単品購入。600点から990点まで、目標スコア別の単語をスマホで学習することができる

Before→After

Listening  85/100問→92/100問

Reading 96/100問→98/100問

計181/200問→190/200問

参考スコア865~965→895~990

(ライター・福光恵)

AERA 2024年3月4日号より抜粋

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