Ⅲ期以降は3次元原体照射が一般的だが、IMRTの技術を使うことで周囲の正常組織にかかる線量を抑え、合併症を減らせるようになった。

 「薬の進歩で腫瘍周辺の目に見えないがんは薬で抑えることが可能になり、放射線はより狭い範囲に絞り込んでかけるようになってきています。これまでよりもはるかに高い確率で根治が狙えるようになりました」

(取材・文/谷わこ)

※週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2024』より

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