小田井:岩永くんが入ることで、新しいファンの方も増えると思うんです。純烈のメンバーももちろんそうですが、ファンの方の中でもまた化学反応が起こるかもしれなくて、そこは楽しみですね。

後上:小田井さんが抜けた穴の埋め方、岩永さんが持ってきてくれるものの生かし方、皆さんに喜んでもらえることを試していくうち、新しい正解に行き着けると思います。

白川:岩永くんは小田井さんに寄せてくるのか、自分の新しい色を出してくるのか。どうなっていくのでしょうね。

後上:急におしゃべり一切ゼロの直立不動のグループになったりするかもしれませんし、楽器を持ったり、ゴリゴリのJ‐POP路線になったりするかもしれませんよ(笑)。

酒井:結成してからの純烈はここで一度終わって生まれ変わるのかもしれません。名前は同じ「純烈」というラーメン屋さんだけど、味がガラッと変わって。それがまたおいしい!みたいな。

後上:今の純烈はあとわずかで見納めになってしまいますが、これからも全国いろいろなところに行って、皆さまにできるだけ近づけるようにこれからも頑張ります。

──小田井さんの新しい活動と純烈、どちらも応援するファンも多いと思います。

小田井:この先僕がやっていくことも、きっと純烈とリンクしていくと思うんです。だからみんなこれから頑張ってねというよりも、一緒に頑張りましょう、そして一緒に見てくださいという気持ちです。そうなってくれると、“小田井涼平from純烈”としてはうれしいですね。

酒井:なに、その“純烈TRIBE”的なフレーズ!? 怒られるわ(笑)。

──新しい純烈にピンチが訪れたとき、小田井さんが颯爽とかけつけるような展開も……?

小田井:そのときもまた、ワイヤーで吊ってほしいな。

酒井:「なんだ、ワイヤーの音がする!?」って(笑)。

小田井:これからも、どちらも見守ってくれたらうれしいです。

(取材・構成/本誌・太田サトル、大谷百合絵、唐澤俊介)

週刊朝日  2022年12月30日号

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