朝日が差し込むリビング

 ryuchellもこの家を気に入っていました。日当たりが良くて、ダイニングの窓を開けると木があって、きれいな緑が目に入ってくるんです。キッチンは天窓があってとても明るいです。「キッチンに立ちたくなる家」とも言っていました。ryuchellは自然や太陽がすごく好きなので、この家を本当に気に入っている様子でした。

 ryuchellがいなくなってから色んな人に心配してもらって、私の実家がある「大阪に住まないの?」とか、私がアメリカに憧れているので「心機一転して、海外に住んだら?」とか尋ねられることがあります。でも、いまは引っ越すことは考えていないです。

 いまも色んな人に支えてもらっていて、東京で子育てしたいと思っています。なによりも、息子にとってダダがいなくなってしまったという大きな出来事があったばかりですから。学校の環境もそうですし、日常生活は変えたくないという思いです。

 でも、いつか海外で生活できたらなぁ、なんて憧れを持っています。

(構成/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)

暮らしとモノ班 for promotion
大人向けになった!「プラレール リアルクラス」は飾って良し、走らせて良しの再現度にときめく