
僕が以前、「ONEPIECE FILM Z」という映画を作るときに、尾田栄一郎さんに「尾田さんはこの映画に何を求めますか?」と聞いたら、「前作より大ヒットさせることです」と言ってくれました。それって超わかりやすい。「 SPY×FAMILY」の初心者にとっても見やすい感じがあるので、そこを狙っているのでしょう。
この映画には、今回、「 SPY×FAMILY」を映画で大ヒットさせて、ステージを変えようというスタッフの気持ちを感じました。
意外とありそうでない
ネットで見ると、子供ウケと書いてる人もいるし、その感はありますが、子供ウケだとしても大人も楽しめます。一緒に笑えます。ドキドキします。家族同時に体験できるってなかなかない。
かなりツウの人からしたら厳しい意見もあるかもしれませんが、やはり最初の映画になりますから、ここは作り手からしたら絶対ヒットさせたい。
映画だけ見に行く映画……というよりも、ショッピングモールに行き、映画見て買い物してご飯食べて、という映画としてもとてもよい。これって意外とありそうでないんだよな。
そして最後にかかる曲。星野源さんの曲です。そこまで見ると、この映画を見ている自分ってセンスいいよなと思わせてくれる星野マジック。
この映画は、そう「気持ちよい」。
こちらの記事もおすすめ ネトフリでそのまま配信しても世界でウケると鈴木おさむが感じた日本のテレビ番組とは