「エンゼルスに広告を出していた日本企業も大谷とともにドジャースへ去る。球団の収入減が確実視されるだけにグラウンド外の立て直しも早急に必要。トラウトのトレード問題にはなるべく早く決着をつけたいはず」(在米スポーツライター)
状況を客観的に捉えると、トラウト移籍は時間の問題のようにも感じる。「生まれ故郷(ニュージャージー州)の近くで少年時代からファンだったフィリーズで世界一を目指すのでは」という声もある。「大谷の移籍で落ち込んでいる」と言われるトラウトだが本心はどこにあるのだろうか。
大谷の移籍後はいまだ沈黙を貫いているが、野球人としては最高の称号の一つであるワールドシリーズ制覇をエンゼルスで本当に成し遂げられるかということも確実に頭の中にあるはずだ。今後、どういった決断をするのかに注目したい。