一方、庶民たちはお菓子など口にできず、白米を食べる機会も少なく、日常食は雑穀米と漬物、ときどきキジ肉、といった質素なもの。雑穀米は白米よりも栄養価が高く、農業などで毎日、体を動かしていた。そのため、皮肉なことに貴族よりも庶民のほうが、健康的な食生活を送っていたようだ。
(構成 生活・文化編集部 上原千穂 永井優希/イラスト 夏江まみ)