スクワットのやり方のよくある間違い

・つま先とひざの方向がバラバラ

しゃがんだときに、ひざとつま先が同じ方向を向いていることが大事です。

例えば、つま先を30度に開いたとしても、ひざが内側を向いていたらダメ。

効かせたい筋肉に十分な刺激を与えられないどころか、関節をねじって痛める原因になります。

「つま先とひざが同じ方向」になっているか確認しましょう。

(イラスト/藤井晶子)

・猫背

背中が丸まって背になると、バランスをくずしやすいだけでなく、効かせたい筋肉に十分な刺激が与えられなかったり、腰やひざを痛めやすくなったりします。

(イラスト/藤井晶子)

・反り腰

立ち上がるときに、背すじを伸ばそうとするあまり腰を反らせていませんか? 

腰痛の原因になるので、要注意です。

目線を正面に向けると、まっすぐ立ち上がれます。

(イラスト/藤井晶子)

壁に向かってしゃがみ、手の先と壁との距離を一定にするようにして立ち上がるとわかりやすいと思います。

手の先が壁に近づくようなら、背中が丸まり、まっすぐ上に立ち上がれていない証拠です。

(イラスト/藤井晶子)

スクワット10回と100回、効果的なのはどっち?

答えは、Aの10回。

100回スクワットをしようとしたら、キツくて途中から姿勢がくずれて、正しいフォームを保てないはず。

そうすると、効果が出ないどころか、体を痛めることにもなりかねません。

そこで、決めたのは、

  • ドクターズスクワットは回数にこだわらない
  • 短時間でいい

ということです。

時間は、「1回30秒」です。

どうでしょうか? 30秒では物足りなそうですか? 

試しに、1分間やってみてください。かなりキツいと思います。

では、10秒にしたらどうでしょうか? これでは、やった感じがありません。

30秒というのは絶秒な時間設定なのです。

時間がない、めんどうくさいというときでも、「なんとか30秒くらい」と、思いやすいのもポイントです。

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