娘と夫からの手紙に「号泣」
波瀾(はらん)万丈な半生を歩んできた奥菜に、最後、こんな質問をしてみた。
――今までの人生で、忘れられない一日はありますか?
今は、毎日幸せが更新されていく感じなんですよね。最近だと、8月6日の私の誕生日に、子どもたちと夫から手紙をもらったときでしょうか。号泣してしまいました。娘は「ママのもとに生まれてこられて幸せ」、夫は「出会ってくれてありがとう」なんて書いてくれて、そんな、こちらこそなのに。本当に生きててよかったな思いつつ、いつ死んでもいいやっていう気持ちになるくらいうれしかったです。もう、思い出しただけで涙出ちゃう……(笑)。
(AERA dot.編集部・大谷百合絵)