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「負担をかけてないか」という心配も払拭する

 続いて紹介するのは、相手の指名・依頼に応じようとするとき、印象がだんぜん変わるひとことです。

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Aさん:今の部屋が気に入っているので、引っ越し先も江藤さんに探していただきたくて。
Bさん:ありがとうございます。では、私が担当いたします。
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Bさん:ありがとうございます。では、喜んで私が担当いたします。
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「私でお役に立てるなら、ぜひ!」「ご指名くださって、光栄です」「信頼してくださって、うれしいです」「ご期待に応えたいです」というこちらの心の内をあたたかく伝えられるので、私も大好きなことばです。

「了解です」「承知しました」「いいですよ」だけでは、なんだかちょっと素っ気ない。

「では、お引き受けします」というのも、人によっては事務的な印象を受けるかもしれません。

 シンプルにやる気を伝えたい。そんなときにぴったりです。

 何より、相手に「ああ、この人にお願いしてよかったな」とホッとしてもらえるのがうれしですね。

 また、相手が、これをお願いすることで負担をかけていないだろうか、迷惑じゃないだろうかと心配する可能性がある場合は、このひとことで、「心配ありません」と伝えることもできます。

次のページ 厚意は、このことばでありがたく受け取る