芸人の不倫の場合、特に炎上することもなく、世間からあっさりと許されるケースもある。なぜ斉藤は「許されない」ケースになってしまったのか。
「斉藤の場合、小学校から中学校まで壮絶なイジメを受け、そうした困難を乗り越えてきたことを視聴者も知っていたので、不倫とのギャップが大きかった。昨年、静岡県内の私立中高一貫校で開かれた講演会では『死ね』『生きている価値がない』などの暴言を浴びせられ、背中を彫刻刀で刺されるなど、受けたイジメを具体的に語り、『いじめられている側は一生忘れない。僕は一生恨んでいます』と告白しました。また、家族思いで知られ、家庭の時間を過ごすため、月6日ほど休みもらっていると、昨年放送されたバラエティー番組で明かしていました。家事も洗濯や洗い物は斉藤がやっているそうです。そうした過去の言動がありながら、裏では“人を傷つける”側の人間だったのか、ということで非難が相次いでいるのだと思います」(同)
また、これまで子どもの写真を公開してきたことも、その反作用として、大きな批判につながってしまったのかもしれない。
4月には斉藤の妻が自身のインスタグラムで、「我が家の宝の息子…入園おめでとう あっっっと言う間に大きくなったなぁ…」とつづり、3歳の長男の写真を公開。顔立ちが整った美形で、ネット上では「かわいい!」との声が集まっていたが、子どもの顔まで知っているとなると、不倫報道に対してより嫌悪感は増すだろう。