申し合わせ事項として、「確証のある映像がない場合は審判団の判断とする」とある。不本意ながら受け入れた西武には、かつて王者として君臨した矜持のようなものを感じた。

「試合に勝つためにはどんなことでもする」という姿勢があるのはプロとしては当然だろう。審判への抗議の源泉はそこにあり、必死にやっている選手を守りたいという気持ちも理解できる。しかし審判を含めたグラウンド上の全ての人々が、試合を作り上げる演者であることを忘れてはならない。

 審判や相手チームを心からリスペクトする気持ちがあれば、不要に感じるリクエストの要求も減るはず。見ているファンが見たいのは贔屓のチームが「いちゃもん」をつけてまで勝利する姿ではないはずだ。

暮らしとモノ班 for promotion
大人のリカちゃん遊び「リカ活」が人気!ついにポージング自由自在なモデルも