楽天復帰後には個人ファンクラブ「マー君クラブ」が設立され、大きな話題をさらった。マウンドでは2013年に楽天を日本一に導いたような圧倒的な投球は見せることはできていないが、それでも日米通算200勝達成への道のりなど話題には事欠かない。「腐ってもマー君」であり、チームにいることでビジネスを含め様々な効果が見込める。プロとして、多くの付加価値をチームに提供してくれるプレイヤーであるのは間違いない。

 まだまだ選手としてのバリューが落ちてはいないだけに、今シーズンのオフには状況次第では他のチームに移籍するかもしれない。レギュラーシーズンの残り試合も各チーム25試合ほどとなったが、田中はどんなピッチングを見せてくれるのか。場合によっては仙台での投球は見納めになるかもしれない。