とにかく眠い。暑さのせいか、仕事の多さのせいか、まだ20代なのに毎日とにかく眠いのだ。
とはいえ、社内には昼寝をするようなスペースもなく、机でウトウトしていると周りの目も気になってしまう。
そんななか、わずかな時間で「立ち寝」ができる画期的な商品が登場したとの一報が。北海道旭川市に本社を置く広葉樹合板株式会社が立ち寝仮眠ボックス「giraffenap」(ジラフナップ)を開発した。立って寝ることがある野生のキリン(giraffe)と昼寝(nap)から名付けられたという。
発売に先立ち、原宿の「ネスカフェ 睡眠カフェ」で一足先に体験することができるとのことで、さっそく記者も行ってきた。
ジラフナップには2種類のデザインがある。白を基調とした近未来的なデザインの「スペーシア」、もう一つは木を基調とした「フォレスト」だ。横幅は1.2メートル、高さは約2.5メートルで、身長2メートル未満、体重100キロ未満の人であれば誰でも使用できる。
記者が選んだのはスペーシア。近未来的なデザインにひかれた。実物を見ると、スターウォーズのストームトルーパーを思わせるようなデザイン。まるで作品世界に入ったかのようと言ったら大げさだが、少しばかり高揚感を覚えた。