鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、ドラマ「VIVANT」について。
* * *
先日、体調不良で5日ほど入院しました。入院中、見たかったけど時間がなくて見れなかったものを見ようと、見始めたのがTBSドラマ「VIVANT」です。
放送開始してから、かなり話題になっていたんですが、1話が100分以上あったので、踏ん切りつかなかったんですが、入院が背中を押してくれました。
ちなみに、TBSドラマは、U-NEXTで見逃しが見られるんですね。しかも放送済み全話。僕は5話分見逃していたので、一気に見ました。
「半沢直樹」を生み出したレジェンド監督
堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司……といった超豪華キャスト。なにより、「半沢直樹」などを生み出したTBSドラマのレジェンド監督「福澤克雄」さんが原案と監督をやってることに期待値が上がる。
見てみると、アメリカの超ハイスピード展開ドラマのような面白さ。
福澤監督の作品は、毎回、そのドラマ発でブレイクする役者さんが出ることでおなじみ。「半沢直樹」のときにも、それまでは知る人ぞ知る役者さんが、何人もブレイクしていきました。
そして今回の「VIVANT」。物語は、かねて日本には「別班」と呼ばれる国の秘密組織があるという設定で、その別班、公安、テロ組織の三つ巴の戦いを描いています。