6月26日にボーカル&手話パフォーマンスユニット・HANDSIGNのTATSUと結婚したことを発表した、俳優でタレントの足立梨花(30)。自身のインスタグラムで結婚したことを報告し、同日に最近では珍しい2人そろっての記者会見も行った。
2007年に「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞し、翌年に俳優デビューを果たした足立。13年に放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」では、ヒロインと敵対する役どころを好演し注目を集めた。また、俳優業だけでなくさまざまなバラエティー番組にも出演している。
一方で、1月に放送された「有吉の冬休み2023 密着77時間in沖縄」(フジテレビ系)に足立が出演した際、お笑いタレントの有吉弘行が、「謎にCMが多いタレントNo.1。人気とCMの数が比例しないという」と足立の印象を明かしていた。視聴者も「テレビでよく見かけるがブレークしきれてないタレント」というイメージを持つ人は少なくないだろう。
今回の結婚会見も直後に歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者の逮捕があったせいで、あまり注目されず話題がすぐに下火になった印象もある。
テレビ情報誌の編集者は足立についてこう語る。
「結婚会見について、当初は『会見いる?』などの声がネット上で上がりましたが、意外と好評でした。ステージに手話の通訳が同席した会見で、その後、足立さんは会見を開いた理由を自身のインスタで説明。お互いのファンの中に耳が聞こえない方もたくさんいること、文章だと伝わらないニュアンスもたくさんあることを踏まえ、手話の通訳を入れることで、自分たちの思いをきちんと伝えたかったという旨が書いてありました。会見内容はオーソドックスなものでしたが、SNSでは『結婚会見で手話を交えてるのすてき』『ほのぼのしてて癒やされた』など、称賛の声もありました」
また、いわゆる富裕層との「玉のこし婚」ではなく、手話を通しての出会い、結婚に好感を持つ人も多いようだ。