
小中高と大分の公立校で学び、米・ハーバード大学、ジュリアード音楽院を卒業・修了したバイオリニストの廣津留すみれさん(29)。その活動は音楽だけにとどまらず、大学の教壇に立ったり、情報番組のコメンテーターを務めたりと、幅広い。「才女」のひと言では片付けられない廣津留さんに、人間関係から教育やキャリアのことまで、さまざまな悩みや疑問を投げかけていくAERA dot.連載。今回は、国内外を行き来し多忙を極める廣津留さんが普段どのようにスケジュール管理をしているのか、教えてもらった。
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Q. 廣津留さんはGoogleカレンダーを使っているとSNSで拝見したのですが、どのように活用しているのか気になります。5分刻みのスケジュールを立てるとも聞いたことがありますが、計画を立てる工夫やコツなどがあったら教えていただきたいです。
A. スケジュールはGoogleカレンダーで一括管理していて、基本的に私はこのカレンダーに沿って動いています。逆にカレンダーに予定が入っていなければ、何もやらないし、動かない(笑)。ある意味、カレンダーに予定や締め切りを入れることで自分を動かしている感じです。
Googleカレンダーに限らず、スケジュールはデジタルで管理するのがおすすめですね。特に便利だなと感じるのが、スマホのホーム画面の通知機能。例えば、飛行機で移動する予定はチケットを予約したメールと連携してフライト番号や出発時間、搭乗口や遅延情報などを知らせてくれたり、打合せや取材などの用事も入力した予定の時間が来る前に「あと15分で〇〇」とリマインドしてくれたり。この機能のおかげで予定をうっかり忘れたりしないので、すごく助かっています。
何か予定が決まったら、スマホですぐにカレンダーに入力するのがポイントです。たとえ仮の予定でも「(仮)」とつけて入れておきます。そうすればダブルブッキングを防げるし、確定したら「(仮)」を削除すればいい。