タスクを書き出したTo Doリストとカレンダーアプリを活用(撮影/吉松伸太郎)

 表示形式は1週間の予定がひと目で分かるウィークリービューにしています。予定の種類ごとに色分けをしておくと、今週はどんな予定が多いのかなどすぐにわかるのでおすすめです。私の場合は、紫は公演日などスタッフと共有している予定、黄色は大学の授業、赤色は守らなければヤバい締め切り、という感じで使っています。

 また、私は普段からやらなくてはいけないことを書き出したTo Doリストを作っているのですが、突発的にタスクを思いついた時にはすぐ、カレンダー上で1時間だけ空いているようなすきま時間に予定として入れていきます。

 5分刻みの予定をカレンダーに入れることはしませんが、私は5分あれば常に何かしらの仕事をしています。小さい頃から5分間だけ集中するというやり方を実践してきたので、癖になっているのだと思います。To Doリストには仕事に限らず常に大なり小なりのタスクがありますが、作業を5分単位に細分化して、移動中などのちょっとしたすきま時間を使って少しずつでも進めるようにしています。5分あればスマホでメールも返せるし、スペイン語学習のノルマもこなせるし、明日のディナー場所の候補も探せる。短い時間単位でできることを意識することで、すきま時間も有効活用できるし、時間制限があることで集中力もアップします。そうやって効率よく日々のタスクをこなしていけば、まとまった時間のあるときに大きな仕事にフォーカスできます。結果として自分の好きなことややりたいことに使える時間が増やせるんですよね。

 あとは、「予定を入れない」という予定をあえてカレンダー上に入れて、他の予定を入れることができないようにブロックしてしまうのもおすすめです。私の場合、そうしないと空いているところに次々と予定を入れちゃうんです。1週間のスケジュールを見て詰め込み過ぎているなと感じたら、まとまって空いているところを「予定を入れない」でブロック。そうやって先回りして自分のプライベート時間を確保することも大事だなと思いますね。

構成/岩本恵美 衣装協力/BEAMS

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