広末涼子
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  シェフの鳥羽周作氏とのダブル不倫騒動で、無期限活動謹慎中の女優・広末涼子。夫のキャンドル・ジュン氏の単独会見や続報の影響も大きく、スクープから半月以上経った今も、余波は止まるところを知らない。

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 広末の地元である高知県でも、ロケ地として撮影予定だった主演映画の製作が延期になるなどの影響が出ている。地元の人々は、県を代表する女優の一連の騒動を、どんな風に見ているのだろうか。町の人に聞いた。

「子どもが3人もおるのに、バカモン、何を考えちゅう!」

 スパッと一刀両断の意見を口にしたのは、60代で主婦の女性。広末は、現在放映中のNHK連続テレビドラマ小説「らんまん」で、主人公の母親役を演じている。「らんまん」は、高知県出身の植物博士、牧野富太郎の生涯を描いた作品で、高知県がロケ地となるシーンも多く、県は朝ドラに合わせて大型観光キャンペーンを打ち出すなどして、観光振興による活性化をはかっている最中だ。無論、県民も毎朝の放送を楽しみに見ている人が多い。

 先の女性も、朝ドラを楽しみに見ている一人だというが、不倫報道後に回想シーンの中で広末が登場した際には、「うわっと嫌悪感を感じた」と言う。

「せっかく高知が舞台の朝ドラに出ゆう時で、それも母親役やろ? 名のある女優さんでもあって、自分のしゆうことに責任を持たんといかんはずやのに、自覚がない人ながやなと思った。続報でいろいろ言われゆうのはよく知らんけど、自分をよう制御できんというのは、ちょっといかんと思う。高知出身の女優さんで応援しよったけどねえ。私ら世代はそう見ゆう人が多いがやないろうか」

 30代の会社員の女性も、同様の意見を口にする。

「広末が高知出身って、県外の人に自慢できることやった。けど今は、広末の報道が出るたびに、“高知県出身の~”の枕詞がついて、せっかく朝ドラで盛り上がっちゅうところやのに、イメージダウンになる気がして残念です」

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