ガーシー容疑者は、YouTubeが削除、使用禁止になるまでに2億円近くの収入があったとみられ、その後も会員制「サロン」などでも「億単位」で稼いでいるとも言われている。そうしたガーシー容疑者の背後関係に捜査の軸足が移っているともとれる。
すでに四つの罪名で逮捕されたガーシー容疑者だが、今後の捜査の行方を警戒しているという。
「ガーシー容疑者は、今回の被害者の他にも刑事告訴している人がいるのか、そこを心配しているようでした。また『ガーシー』の名前を、本人の知らないところで使って、よからぬことをしている人がいる、とも聞こえてくるそうです。それらが新たな容疑での再逮捕につながることがないのか警戒していました」(前出・周辺関係者)
ガーシー容疑者には、「海外に逃亡していた参院議員の逮捕という事件。今後の捜査いかんでは『表彰もの』」といった捜査関係者の話も入ってきたという。
(AERA dot.編集部 今西憲之)