現在4歳になる男の子を育てるpeco(ぺこ)さんとryuchell(りゅうちぇる)さん。昨年8月、婚姻関係を解消しましたが、これまで通り3人で「新しい家族の形」を築いていくことを公表しました。本連載では、お二人の日々の育児や家庭について交互に語ってもらっています。今回はpecoさんに、「感動した」息子さんのバレエの発表会について聞きました。
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先月、息子のバレエの発表会がありました。
バレエの習い事では、本格的な発表会をします。舞台を借りて、きれいな衣装を着て、舞台用のメイクもします。客席には子どもたちの家族やおじいちゃん、おばあちゃん、招待されたお友達とかがたくさんいます。うちからは私の母やryuchellのお母さんとかが来てくれました。
発表会を見て、私は号泣しました。
幕が上がって、同じくらいの子どもたちに混じって、息子はしっかり笑顔で出てきたんです。それを見ただけで、頑張っているのが伝わってきました。涙が出てしまいました。
大きなステージに小さい体で立っている姿にも感動したし、みんなと一緒に手足を動かして踊っている姿にも感動したし、ジャンプして足を出して首を傾げてと振りつけを覚えていることにも感動しました。
私も小さいときからバレエをやっていたのでわかるんですが、このくらいの年齢でしっかり振りつけを覚えて踊るって、けっこう大変なんです。舞台の裏のほうに勝手に帰ってしまったり、客席にいる親に手を振ってしまったりということがよくあるんです。
以前も書きましたが、発表会のリハーサルで息子の練習姿を見たんですが、練習中にボーっとしていていたり、あぐらをかいて座っていたり、と色々もどかしいところがあったんです。
だから、悪い意味でなくて、息子の踊りには期待していなかったんです。もちろん、どこまでできるか楽しみにしていたんですが、めっちゃフニャフニャなんだろうな、なんて思っていたんです。