「かわいい」と評判の最近のryuchellさん(インスタグラムより)
「かわいい」と評判の最近のryuchellさん(インスタグラムより)
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 現在4歳になる男の子を育てるpecoぺこ)さんとryuchellりゅうちぇる)さん。昨年8月、婚姻関係を解消しましたが、これまで通り3人で「新しい家族の形」を築いていくことを公表しました。本連載では、お二人の日々の育児や家庭について交互に語ってもらっています。今回はryuchellさんに、最近考えている人生観について語っていただきました。

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 最近すごく考えることがあります。

 例えば、山登りをしていて、Aの道を進んで行って失敗したときに、「あぁ、自分は山登りに向いていないんだな」と思うのではなく、「Aがダメなら、BやCの道に行こう」と思うのが大事なんだなと思っています。

 成功する人、夢を実現する人というのは、山の一本道を真っ直ぐグングンと登っているのではなくて、例えその道がダメだったとしても、視野を狭めずに、他の道を選べている人たちが多いと思うんです。

 だけど、世の中には「1+1=2」というような確固たるセオリーのようなものがあって、「こうあるべき」とか、「こうしたらダメ」とか、セオリーにとらわれてしまうようなことって多いと思います。

 自分にそのセオリーを当てはめてしまったりすると、それがうまくハマればいいですが、そうではないと苦しい思いをするんですよね。

 私の場合、テレビに出させていただいていたときは、レギュラー番組を取っていかないといけないとか考えて、ガムシャラに働いているときがありました。2年前に自分の事務所を立ち上げたときも「しっかりしなきゃいけない」と思って自分ひとりで抱え込んでしまうようなこともありました。

 だけど、今はレギュラー番組を取ろうという考えにはとらわれていません。そのおかげで家庭の時間もとりやすいですし、色々なお仕事もできています。先日終えることができた全国ツアーは比嘉企画(ryuchellさんの事務所の名前)として行いました。「これは自分でやったほうがいい」、「これは周りに頼っていい」と考えられるようになった結果です。

打ち合わせに臨むryuchellさん(インスタグラムより)
打ち合わせに臨むryuchellさん(インスタグラムより)
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ryuchell & peco

ryuchell & peco

ryuchell タレント・株式会社比嘉企画代表取締役。1995年生まれ、沖縄県出身。個性的なファッションと強烈なキャラクターで注目を集め、パートナーのpecoと多数のバラエティ番組に出演。pecoと入籍し、一児の父となった現在は育児やSDGs・報道番組への出演など活動の幅を広げ、2020年よりNHK「高校講座・家庭総合」のMCを務める。自身SNSでの”自己肯定感”に関する発信がたびたび話題となり、2021年に初の著書となる「こんな世の中で生きていくしかないなら」を出版。現在は女性誌等で5本の連載を持つ。 peco モデル・タレント。1995年6月30日生まれ、大阪府出身。原宿系ファッションのカリスマ読者モデルとして10代を中心に人気を集める。パートナーのryuchellとバラエティ番組やTVCMに多数出演。一児の母となった現在は育児や生活の様子を投稿したSNSが人気。

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