空中でも操作できるほか、カーソルポインターの形も変えられる(サンワダイレクト提供)
空中でも操作できるほか、カーソルポインターの形も変えられる(サンワダイレクト提供)
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 取引先への説明や、社内の会議などで重要な役割を果たすプレゼンテーション。滑らかに説明しようとした時に、準備した資料やデータを切り替えるのに手間取った経験はないだろうか。ポインターを持ちながら、パソコンを操作するのは、いささか面倒くさい。そんな悩みを解決し、プレゼンテーションをスムーズに進められるマウスが登場した。

 サンワサプライ株式会社(岡山市北区)は、手首の動きを感知するジャイロセンサーを搭載し、空中でのマウス操作を可能にした「プレゼンテーションマウス 400-MA056」を発売した。

 直営オンラインショップ「サンワダイレクト」のみでの販売で、価格は税込み9980円(税込み、送料無料)。テレビのリモコンのような形で、重さは約70グラム。対応OSは、Windows8.1/8/7/Vista/XP、Mac OS X 10.7以降となっている。

 このマウスは、本体を握ると裏面の人さし指が当たる部分にボタンがあり、これを押しながら空中で上下左右に動かすと、画面上のマウス・ポインターを操作できる。

 通常のマウスの左クリックに相当するボタンを使いファイルのドラッグ&ドロップも可能だ。曲線的な手の動きに反応するため、テレビのリモコン感覚で操作できるのが特徴だ。

 また、先端に赤色レーザーポインターを内蔵しているため、ホワイトボードを使用した従来型のプレゼンにも対応。付属のソフトウエアを使えばカーソルポインターの形(4種類)やサイズ(3種類)、色(4色)を変えることが可能で、全48パターンの形状を組み合わせて使える。アンダーラインとして使える線型や指型といった形状もあり、単なる点で示すよりも、さらに分かりやすく説明できそうだ。

 マウスに慣れるまでには練習も必要そうだが、使いこなせれば細かい手間を気にせず、かっこよくプレゼンテーションを行えるかもしれない。仕事をスムーズに進めるためにも、試してみてはいかがだろうか。