取材に乙武氏は、
「ほんとに、あちこちで声をかけてもらい、街頭演説をやると多くの方に耳を傾けていただいています。インターネットで集まった(資金援助が)3千万円を突破し、勢いを感じているんですよ」
と話した。
各種の情勢調査では6位の当選ラインからは離されている、と水を向けると、
「無所属なので非常に苦しい立場だと思いますけれども、かなり勢いは出てきているのかなと思います。これから一生懸命追い上げていきたいと思っております」
今回、無所属での選挙にチャレンジしているが、政党から誘いがあったのかについては、
「名前は伏せますけれども、いくつかの国政政党からはお声がけはいただいたんですが、私を応援してくださっている方にそのまま応援していただくにはやっぱり、無所属がいいかなと判断しました」。
そう話す乙武氏が一番訴えたいことは、「子育てしやすい社会にしていくことが、結果的に何よりも重要なことだと思っています」。
6年前の参院選で出馬を検討していたが、複数の女性との不倫が週刊誌に報じられ、出馬を辞退することになった。その件についての影響について聞くと、
「今回、議席を争っている政党の支持者の方からは6年前のことを攻撃されることもありますが、私の周囲から批判の声というのはそんなに起こっていません」
その後、妻と離婚した乙武氏。今はお付き合いしている人がいるのか聞くと、
「そこは政治と関係ないので」。
(AERAdot.編集部・上田耕司)
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