もし、きょうだいで比べられて生きづらさを感じている子どもがいたら、どんな言葉をかけたいか聞いてみた。

「うーん…その子によって境遇は違うから難しいですけれど」

 と少し考えて、こう続けた。

「気にすんなよって言うかな。自分は自分にしかなれない。誰かに作られた自分になってもしょうがないよって」

(AERA dot.編集部・國府田英之)

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