長澤まさみ
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 女優の長澤まさみ(35)が4年半ぶりに連ドラの主演を飾るとあって早くも話題となっている。その作品とは10月24日から始まる「エルピス―希望、あるいは災い―」(フジテレビ系)。演出を映画「モテキ」「バクマン。」の大根仁、脚本は映画「ジョゼと虎と魚たち」や朝ドラ「カーネーション」を手掛けた渡辺あやが担当する。テレビ情報誌の編集者はこう言う。

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「監督作品のほとんどを、自ら脚本までこなす大根仁さんが、テレビはNHKでしか書いてこなかった渡辺あやさんと異色のタッグを組んで挑む野心作です。長澤さんは、スキャンダルによって深夜の情報番組に異動させられた落ち目なアナウンサー役を演じます。連ドラオンエアに先駆けて、カンヌで開催される国際映像コンテンツ見本市で世界初上映されることが決定しており、制作サイドも単なる視聴率狙いではなく、世界市場を見据えた作品にしたいという思いが強いようです。長澤さん扮する女子アナが転落してしまうのは“リベンジポルノ”が原因という設定なのですが、今の地上波ではオンエアが難しいそうなハードなシーンも、FOD(フジテレビオンデマンド)で完全版として配信予定だとか。35歳となって円熟味を増した長澤さんの演技に、熱い視線が集まることは間違いない」

 同ドラマでは、連ドラでまれなインティマシー・コーディネーターが導入されたことでも話題になった。同職は、性的なシーンの撮影時に制作サイドと演者の間にたって、安全に撮影できる環境作りを担う仲介者のこと。こうした背景もあり、「エルピス」にはかなり過激なシーンがあるのではとささやかれている。

 長澤は昨年デビュー20周年を記念した写真集を発売し、3万部を突破するヒットとなった。「今作は長澤の大人の色気を期待できそう」と言うのは週刊誌の芸能担当記者だ。

「12歳で第5回東宝シンデレラのグランプリを受賞し、2004年には映画『世界の中心で、愛をさけぶ』でヒロイン役を務め、興行収入85億円という大ヒットを記録。ずっと、ど真ん中の清純派女優の道を歩いてきましたが、転機となったのが映画『モテキ』(監督/大根仁)で、ディープキスや胸もみシーンに挑み、彼女にとっても一皮むけた作品となりました。今回の『エルピス』も大根作品なので、演出には手を抜かないでしょう。また、写真集は女性の購入者も多かったようです。35歳といえば業界では“熟女枠”ですが、彼女は体形も少しふくよかになり、年相応の色気が出てきています。舞台ではすでに体当たりの芝居をたくさん見せてくれているので、ドラマや映画でも大人の魅力が際立つ演技が見たいですね」

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