そして同紙は、ネブラスカ大男子バスケのバックコート予想布陣として、富永が安定したプレーができるかや、若手の成長具合で変わる可能性があるという条件付きで、富永を控えのトップと紹介。富永のスターターでの起用は、想定していないようだ。
一方で、一般的に短大出身選手がNCAAのディビジョン1で活躍するには1年かかるとされていることから、来季は富永が“和製ステフィン・カリー”の称号を手にするかも、ともコメント。我々、日本のファンとすれば、是が非でもそうなるように願うばかりだ。
昨季のネブラスカ大はビッグ10カンファレンスで4勝16敗の成績を残し13位と最下位タイ、シーズン全体では10勝22敗と苦戦した。来季のメディアの予測でも、ネブラスカ大の順位は軒並み下位となっており、4年目を迎えるフレッド・ホイバーグHCも結果を出すことが必至となる。
チーム浮上のためには、もちろん富永の活躍は不可欠。果たして富永は、低迷するチームを奮起させる存在となり、NBAドラフト指名への足掛かりとすることができるのか? 日本代表での経験を生かし“和製カリー”の名を全米に轟かせて欲しいところだ。