患者の親族や友人・知人が間違った情報を押し付けることもよくあるようです。周囲の人に求められるのは、寄り添うことです。不確かな情報を与えるのはやめましょう。

【前編も読む】>>「診断に疑問がある」でセカンドオピニオンをとっていい?【今さら聞けないがんの疑問に答えます】

(文・山本七枝子)

岩田 広治(いわた・ひろじ)

愛知県がんセンター副院長・乳腺科部部長。専門は乳がん。日本乳癌学会専門医・評議員、日本外科学会指導医。乳がんについてのセカンドオピニオンを数多くおこなっている。