すべてのバランスが秀逸な
「welk」&「taik」
JR恵比寿駅と目黒駅のちょうど中間、街路樹が茂る目黒三田通り沿いにあるカフェ「welk(ウェルク)」が、6151さんが教えてくれた2軒目のお気に入りだ。恵比寿からお散歩がてら「wellk」を訪れ、ヴィンテージ家具が並ぶ空間に一目ぼれ。そして料理のおいしさに、心と胃袋をわしづかみにされたという。
「wellk」は、昭和の時代に建てられた趣あるビルの2階にある、季節の料理をセットで提供するカフェレストラン。セットはメインだけを選ぶタイプ。このシンプルな潔よさも6151さんのお気に入りだ。2022年春には1階にベイク&コーヒースタンド「taik(タイク)」もオープン。To Goや朝食、軽食のために立ち寄る人たちでにぎわっている。
「wellk」も「taik」も店主が選び抜いたアンティークに囲まれた美空間で、居心地は抜群。コンセプトは変えているため、同じ空気をまといながら違う雰囲気なのもいい。ショーケースに一緒に並ぶベイク(焼き菓子)は、形だけでなく材料の配合を変えるなど、全く別物になっている。コーヒーも各店のメニューに合わせてブレンドを変え、完全に差別化している。シチュエーションや気分によって使い分けできるのもうれしい。
6151さんは自身のカフェルーティンに、「友だちとは別のメニューをオーダー」「翌日のお楽しみ用にTo Goはマスト」「つい、テーブルの色や材質をチェック」「アンティークを探してしまう」を挙げるが、オーダーも持ち帰りも材質チェックもアンティーク探しも、やりがいのあるカフェが「welk」&「taik」だ。
「ただいま」と通いたい
我が家のような「雨音茶寮」
「雨音茶寮(あまねさりょう)」は、千駄木の路地に佇む築70年の古民家をリノベーションしたレトロモダンなカフェだ。日頃、検索サイトの口コミを参考にカフェ探しをするという6151さん。SNSより写真やコメントに素が出ている感じがして、使いやすいという。「雨音茶寮」も谷根千での仕事帰りに、検索して訪問。店主のこだわりが詰まった世界観と、家に帰った感覚になれるあったかい雰囲気がお気に入りだ。