「生活保護」の状態から、奨学金や借金でハーバード大学に進学したパトリック・ハーラン(パックン)が、投資を意識し始めたきっかけは、母が大事故にあったことでした。経済状況が厳しい今だからこそ、「投資をしておくべき」というパックン式メソッドを、最新刊『パックン式 お金の育て方』から、一部を抜粋・再編して大公開します。
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■未来の不安を取り除くために「お金の元」を作ろう!
現在、株価が下落したり、全世界的に物価が高騰したりしています。
日本では、円安が進んで、過去数十年でもめったになかったほどのレートになりました。
こうなってくると、将来どころか今のお金についても、「大丈夫かな」と心配になる方も多いと思います。
『パックン式 お金の育て方』ではこんな状況でも、手堅く無理のないお金との付き合い方を紹介しています。
その中でも、今とくにお教えしたいのは、収入源をいくつか持っておくことです。
僕は、自分の身体を使って得る収入をアクティブインカム、いわゆる働かずに得る収入をパッシブインカムとして整理しています。
収入源をいくつか得るためには、この中のパッシブインカムを手に入れることを目指しましょう。
そして、パッシブインカムを得るためには、「お金の元」を持つ必要があります。
では、あなたはどうやってお金の元を作りますか?
あなたに作曲の才能があれば、ヒット曲の印税が得られるかもしれません。
YouTubeですごい人気者になれば、昔作った動画でもずっとグーグルが広告料を払ってくれるはずです。
すごい発明をしたら、ライセンスの代金や使用料がもらえるでしょう。
でも、そういうことが誰にでもできるわけではありません。
ほかの人にない才能やチャンス、運に恵まれた人でなければ、なかなか難しい。
ここで落ち込んだ人がいるかもしれないけれど、大丈夫!
「投資」という、誰でも手に入るお金の元があるから。