結果、途中何ヵ所か、どうしても恐怖に耐えきれない人のためにギブアップの出口があるのですが、気づいたらその出口をくぐってました。ギブアップしてました。その時の外の空気は一生、忘れないでしょう。生き伸びてよかった。そう思うほど、中は怖かった。やだ。戦慄、やだ。迷宮もやだ。怖いよ。怖すぎるよ。
完走できず、妻と息子には申し訳ないことをしましたが、絶叫系乗り物だけでなく、お化け屋敷も僕には不可能と悟った瞬間でした。
しかし富士急ハイランドにも、もちろんUSJにも(ただいまUSJ)、絶叫系やお化け屋敷以外の楽しいアトラクションが盛りだくさんで、怖がりの家族3人(主に怖がりは父のみだが)、とても楽しめたし、そこで働く方々の、来場したお客さんをなんとしても楽しませようという気概のようなものを感じ取ることができて、とても満足なひとときでした。
ただ、すっかり遠出してしまった父の威厳は、多分もう帰宅することはないでしょう。