昨年はバラエティー番組に引っ張りだこだった元HKT48でタレントの村重杏奈(24)。11月に発売した初のグラビア写真集「びびぐら 村重杏奈」(講談社)も好調で、重版が決定するなど、人気も知名度も大きく上昇した1年となった。
【写真】元HKTのメンバーで最も成功したインフルエンサーといえばこの人
2021年12月にHKT48を卒業した村重。“指原莉乃の右腕”を自称し、グループに在籍していた頃から明るくハイテンションなキャラクターで存在感を発揮。一方、人気が出て露出が増加するほどアンチも増えるのが芸能人というもの。村重の場合もSNS上では、「この人うるさすぎて苦手」「下品な印象しかない」など厳しい声も散見されるが、業界ではどう評価されているのか。テレビ情報誌の編集者はこう話す。
「実際に、奔放な発言が多いのは事実ですね。例えば、異性について『俳優が好き』とテレビで公言し、昨年末にバラエティー番組で『ガチで好きなのは横浜流星くん』と実名を告白したほど。さらに、俳優は周りのガードが固すぎると言いながら、俳優との出会いを求めていました。そんなぶっちゃけ発言が“品がない”というイメージにつながっているのでしょう。また、同窓会について『昔の同級生に今の自分を超見せたいタイプ』と以前にテレビ番組で話していたもあり、注目されたい願望は強そう。指原がおさがりでハイブランドのトレーナーなどをくれるそうで、『全身ハイブランドで行って“めっちゃ稼いでるよ”っていうアピールをします』と明かしていました。そんな、炎上上等な発言もありますが、一方で良い子キャラを作っているよりも素直で好感が持てると感じる人もいます」
賛否はあっても、村重の発言はテレビ的には“おいしい”部分でもある。今後もキャラを貫き通すことができれば重宝されそうだが、過去のインタビューを見ると、ただ闇雲に大胆な発言をしているわけでもないようだ。
HTK時代のインタビューでは、伸び悩んだ時期に卒業を考えたが、当時メンバーだった指原から「村重にはまだいてほしい」と、引き留められたことを明かしている。そこで、アイドルとしての人気を気にするよりも、全てのプライドを捨てて、メンバーを盛り上げて楽しませる楽屋番長になろうと覚悟を決めたという。すると、ファンの見方も変わり、バラエティー番組にも呼ばれるようになったとか(『ドワンゴジェイピーnews』2020年2月5日配信)。