【洋】もち麦とツナチーズのもちもちスープ
食物繊維がたっぷりのもち麦、オリゴ糖を含む玉ねぎ醤ペースト、そして乳酸菌を含むチーズの組み合わせは、腸内の善玉菌に効果的に働く。
1人分の材料は、
- もち麦…30グラム
- ツナ缶(オイル漬け)…30グラム(オイル含む)
- ピザ用チーズ…20グラム
- ゆで枝豆…3さや分
- 玉ねぎ醤ペースト…大さじ1と1/2
- 黒こしょう…少々
- 熱湯…200ml
と、こちらもどこの家にもありそうなものばかり。
チーズ以外の材料をスープジャーに入れ、熱湯を加えてよく混ぜたら、最後にチーズを加えてふたをする。3時間ほどでもち麦がやわらかくなるので、朝のうちに作っておけば、ランチタイムには食べごろに。これだけで満足感が得られるので、ダイエットしたいという人にもおすすめのスープだ。
【中】中華風乾物スープ
和と洋のスープで使ったのは玉ねぎ醤ペーストだが、中華のスープでは、うま味の強い干し貝柱にやさしいうま味の塩麹を組み合わせた。水溶性食物繊維が豊富なわかめが、腸内環境を整えてくれる。
1人前の材料は、
- 干し貝柱…2粒
- 乾燥わかめ…小さじ1
- 塩麹ペースト…小さじ2
- ごま油…小さじ1/2
- 熱湯…200ミリリットル
と、こちらもごくごくシンプルだ。
作る際の手間らしい手間と言えば、干し貝柱はほぐすことくらい。和洋のスープと同様に、すべての材料をスープジャーに入れ、熱湯を加えてよく混ぜ、ふたをする。1時間ほどで干し貝柱からだしが出て、食べ頃になる。
『発酵調味料でつくる からだにいい発酵スープ』にはほかにも、「ピリ辛納豆スープ」「オートミールとナッツのカレースープ」といった、スープジャーで作る即席「腸活」スープのレシピを掲載している。
(構成 生活・文化編集部 森 香織 写真 野口健志)