ryuchell「家族に感謝している」 自身の音楽活動の苦悩も語る

　現在4歳になる男の子を育てるpeco（ぺこ）さんとryuchell（りゅうちぇる）さん。昨年8月、婚姻関係を解消しましたが、これまで通り3人で「新しい家族の形」を築いていくことを公表しました。本連載では、お二人の日々の育児や家庭について交互に語ってもらっています。今回はryuchellさんに、今年になって改めてスタートを切った音楽活動について話を聞きました。

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　1月に4年ぶりに2枚目のアルバムを出しました。アルバム名は「※T愛me Ma心n※」（※はハートマーク）です。「タイムマシーン」と読みます。難しいですよね（笑）

　いま全国でツアー中です。19日に福岡でライブをして、この記事が出る日には、大阪で開催します。3月には沖縄、愛知、東京でも行います。

　アルバムを出したきっかけは、私なりに皆さんに感謝の声を伝えたかったからです。昨年8月に新しい家族のかたちを発表して、様々なお声をいただきました。それでも私のことを応援し続けてくれた人たちやファンの方に、直接感謝の気持ちを伝える場を作りたいと思いました。

　これまで皆さんと直接お会いするようなイベントが少なくなっていたので、今回の全国ツアーでしっかりと気持ちをお伝えしたいと思っています。

　アルバムの曲は、1980年代や90年代のサウンドや歌詞を意識しています。その世代の人たちにはタイムスリップしたかのような懐かしい感じをもってもらえると思いますし、若い人には新鮮な感じに聞こえるのではないでしょうか。アルバム名の「T愛me Ma心n」（タイムマシーン）は、タイムスリップ感と、私の「愛」が「心」に届くようにという思いも込めています。

　私は80年代や90年代のロックとかアイドルソングが大好きなんです。例えば、BOØWY、COMPLEX、B’z、GLAY、大黒摩季さんとかはとても好きです。アイドルだと、Wink、工藤静香さん、うしろゆびさされ組とかです。
明るいメロディでも、哀愁を漂わすようなところがいいです。人間の弱さや汚さ、そんな中でも人のピュアさ、力強さを歌詞にしている。独特の世界観があると思います。とっても人間味を感じる歌詞が多くて、まっすぐ言葉をつむいで届けていると感じます。