誕生日に花を贈る際は、当日もしくはパーティーがある日に届けるのがベスト。新築祝いは新居完成なら半月以内に、当選祝いは決定後なるべく早く(遅くとも1週間以内)、開店や開業のお祝いなら、開店・開業当日は贈られる側が忙しいことが多いので、前日には着くように送っておくといい。

 四十九日、お盆、法事、命日には、お寺さんやお参りの方もいらっしゃるので、花はなくてはならないもの。当日より前日に届けておくほうが準備が助かるはずだ。前もって花を持参することを遺族に伝えておくと、花を用意する手間が省けて喜ばれる、ということもある。

 いずれにせよ、花を贈るときは花屋さんが頼りになる。贈り方や花選びなどを相談すると、適切な贈答ができて安心だ。

(監修 現代礼法研究所主宰 岩下宣子/構成 生活・文化編集部 端 香里)