投打に活躍を見せる大谷翔平選手
投打に活躍を見せる大谷翔平選手
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 WBC日本代表の快進撃で、日本中が沸いている。12日のオーストラリア戦では、大谷翔平選手が打ったホームランが、自身が映し出されたセールスフォースの看板に直撃。SNSでは「自分の看板を破壊」、「広告効果抜群」、「大谷に賞金をあげるべき」などと思わぬ話題を集めた。果たして、賞金は出るのか、修理費はいくらか、広告効果はどのくらいあったのか――。

【間近で見ると壊れてない?】大谷選手のホームランが直撃した看板はコチラ

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「ものスゴイ打球速度で来たホームランでした」

 こう語るのは、東京ドームで開催された日本対オーストラリア戦を現地で観戦した「ミスターX」(ツイッターのハンドル名)さんだ。偶然にも看板の真下の席にいたという。大谷選手は1回、ランナーを1、2塁において、特大の3ランホームランを放った。

「周りは狂喜乱舞で大騒ぎだったので、看板に直撃した音はわかりませんでした。直撃した看板がチカチカ点滅していたので壊れたんだなと思いました」(ミスターXさん)

 ちなみに東京ドームでは、読売巨人軍の公式戦でメインビジョンの広告にホームランを当てると、「ビッグボードホームラン賞」としてスポンサーから選手に100万円相当の賞金、または賞品が贈られるという特別ルールがある。今回のホームランには賞金は出ないのだろうか。

「カーネクスト 2023 ワールド・ベースボール・クラシック 東京プール」(WBC)の主催者に尋ねると、広報担当者は「大会では用意していない」という。セールスフォースは「契約内容は公開できないので、コメントは控えたい」ということだった。

 壊れた看板は誰が修理費を払うのだろうか。主催者に確認すると、なんとメインビジョンは壊れていないという。

「当たった後は壊れたように見えましたが、壊れていません。13日もチェコ対オーストラリア戦の試合がありましたが、ボールが当たった個所は支障はなく映っていました」(広報担当者)

 東京ドームに尋ねると、故障はしていないとした上で、メインビジョンの仕組みについては「面積等以外の情報を全て社外秘とさせていただいており、非公表」ということだった。

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吉崎洋夫

吉崎洋夫

1984年生まれ、東京都出身。早稲田大学院社会科学研究科修士課程修了。シンクタンク系のNPO法人を経て『週刊朝日』編集部に。2021年から『AERA dot.』記者として、政治・政策を中心に経済分野、事件・事故、自然災害など幅広いジャンルを取材している。

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