50年前に初演されて以降、何度も上演され続けたジャニーズ事務所オリジナルの舞台「少年たち」が映画化される。その中心となるのが人気ジャニーズJr.のSixTONES(ストーンズ)だ。
* * *
──自分たちがメインキャストで映画化されると聞いたときはいかがでした?
森本慎太郎;僕らも4年間この舞台をやらせてもらったんですけど、DVDとか映像として形に残るものがなかった。映画になると世に残る作品になるので、すごく嬉しかったですね。
ジェシー:映画だと全国の人に見てもらえますし、ジャニーさんが作った舞台の映画化は初。製作総指揮もジャニーさんがやるって聞いて、驚きと喜びが同時にきた感じでした。
田中樹(じゅり):僕は素直に、ラッキーだな、と。舞台では、僕らの前にもKis−My−Ft2、A.B.C−Z、ジャニーズWESTなど、先輩たちが主演してきて、このタイミングで映画化されるという巡り合わせの幸運ですよね。
──ラッキーな半面、プレッシャーは?
京本大我:まさに僕は責任とかコトの大きさの方がデカく、ズシッと来ました。最初はどんな役か分からなかったんですけど、もし僕が舞台でやらせてもらってる新入りのジュンという役ならストーリーを担う役なので、責任重大。台本を見たら本当にその役で、どうしよう……と思いましたね。
高地優吾:台本でいえば、まず驚いたのは役名じゃない? クセが強すぎて……。
松村北斗:京本とジェシーは普通ですけど、俺がダイケン、樹が情報屋、高地はエガオ(笑)。
高地:エガオって!
松村:愛称なのか何なのか。その流れで慎太郎は……。
森本:ヒロト。ふっつ~ですよね(笑)。でも実は戸籍がない難しい役です!
──真冬と真夏の2度、2017年まで奈良少年刑務所として使われていた旧奈良監獄で撮影しました。大変だったことは?
田中:刑務所のシーンは全部大変でした。建物内で飲食しちゃいけないとか火を使っちゃいけない決まりがあって、水を飲む場所も限られていて。冬場は氷点下で極寒ですし。