京本:舞台ではよくあるけど映画でもあるとは(笑)。冒頭8分がダンスのワンカメショーだったり、ショー的な要素もたくさん盛り込まれていて、ジャニーズのエンターテインメントそのものが感じられる映画になったと思います。少しでも興味を持ったら、一度見に来ていただきたいですね。絶対に楽しめます。
ジェシー:舞台で受け継がれてきた曲がミュージックビデオのように登場したりもして、舞台を知っている人にも新鮮だと思う。評判が良かったら続編ができるかもしれない。そういう意味でもお客さんの力が必要なので、一緒に盛り上がっていけたら嬉しいですね。
──この「少年たち」もそうですがここ数年、ジャニーズJr.は、たくさんのユニットがしのぎを削る群雄割拠の時代。そんな中でSixTONESだけが持っている魅力とは何でしょう?
京本:ギャップですかね。勢いのある楽曲で男っぽいワイルドなダンスといったパフォーマンスの一方で、バラエティー的な場面ではどこよりも体を張ったり、一発芸に走ったり、笑いに貪欲。それも狙ってやってるわけじゃなくて、自然とそうなるんです。
高地:素ですね、全部。
森本:普通の男の子です!
ジェシー:多分、現実感があるんですよね、僕たちって。リアル。それは強みだと思う。
──「ジャニーズJr.チャンネル」でも、皆さんの動画は抜群の再生回数を誇る人気コンテンツですが、この試み自体が自分たち向きの企画だった?
森本:いやホントそうです。
田中:自分たちの突破口が、ようやく見つけられた感じです。
京本:これによって霧が晴れた、じゃないですけど、どこかモヤモヤしてたものが解消された感じがありますね。
ジェシー:やっとこういう姿を皆さんに見てもらえた。冠番組ができた気持ちですよね。
(ライター・大道絵里子)
※AERA 2019年4月1日号より抜粋