子育て政策は全国的に注目され、市の人口増を実現した手腕があり、弁護士でもある。日本維新の会をつくった橋下徹氏とは司法修習生時代の同期でもある。
当然のように、テレビのコメンテーターなどのオファーがあちこちからきているという。大阪府知事も務めた橋下氏のように、知事を目指す気持ちはないのだろうか。
そこで、もし本格的に知事に推されたら、と聞くと、
「市民と話していると、『まだ続けてほしい』とか『次は兵庫県知事をやってほしい』とか、熱い言葉をよくいただきます。それはすごく心に響きます。国も兵庫県も変えていかないとだめだとは思っています。そう言ったら『兵庫県知事選に出馬』って書かれる。あかん、プレーヤーは引退です」
引退と言いつつ、知事への意欲もなくはない?
(AERA dot.編集部 今西憲之)